beauty は「美しさ」という名詞で、「それの美しさ」という単純な表現なんですけど、なぜ “its beauty” じゃないのか?なんて思いません?
文法的・表現的には “its beauty” の方がスッキリしているのですが、”beauty” を強調したいがためにこの構文になっています。
とってもよく使われるんですよ。(^^)
beauty は強調されると、単なる「美しさ」を通り越して「素晴らしさ」「スゴさ」「ミソ」などのニュアンスが出てきます。
何か説明している時に得意げになって、「そのすごいところはね〜」と解説する、そんな時に使います。
例えば、“That's the beauty of it.” (それがミソなんだよ)のように後から付け加える場合もありますし、
説明をしながら、“The (real) beauty of it is...” などと、後ろにつないでいく方法もあります。