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Timeline2018-10-20T15:38:46+00:00

June 2018

スキー・レッスン

感謝祭を過ぎると、五大湖に隣接した中西部のミシガン州は、さすがに寒くなってきた。近くの丘を利用した、10回のスキーのコースが発表されたのはそんな頃だっ た。大学1年の時に一度だけ誘われ、友人から借りた2メートルのスキーに悪戦苦闘した苦い思い出のある僕は、絶好のチャンスだということでさっそく応募した。スキーが初めてという学生たちが10人ぐらい集まった。 このスキー・レッスンは、 [...]

女子寮・男子寮

マサチューセッツ大学と比較して、田舎町のこの小さなカレッジは、やはり保守的だった。お坊ちゃんお嬢ちゃんにもしものことがあってはいけないという配慮によるものなのか、僕が夢にまで見た「男女共学寮」はなかった。どの寮も、中央を境にして、男子ウィングと女子ウィングに明確に分離されている。 女難の相がある僕は、神のお導きによってか、Trowbridge Hall と呼ばれる寮の男子ウィン [...]

September 2018

Woman In The Dunes

砂の女(映画) たまたま大学のホールで上映された、安部公房の原作・脚本による邦画。 僕にもチンプンカンプンの映画だったが、少し前に読んだ安部公房の「壁」という短編集を思い出し、僕はこの映画のテーマを「壁」にこじつけた。(僕はこじつけが得意なのだ) 映画の解説文を書いているようなつもりになり、「ほら、必死で脱出を試みた主人公の壁の向こうには何も無かったよ・・・」てな具合に。 欧 [...]

Solitude In The Crowd

群集の中の孤独 東京に住む人間にとっては日常で、毎朝の満員電車で嫌と言うほど体験しているが、田舎町のアメリカ人にとっては新鮮らしい。 満員電車の話をしても理解してもらえないだろうから、僕はこれをカフェテリアの朝食風景を記述することにより表現した。 つまり同じテーブルを囲む友人たちの会話や食器の音などを、傍観者として夢でも見ているように書き綴ったのだ。 冗長な部分もあったが、接続詞 [...]

The Indifferent World

無関心な世界 自分がどうなろうと自 然(世界)は無頓着だよ、という主題。 自分のことなど誰も気に留めないし構っちゃくれない、と拡大解釈することもできる。 僕はこれを、唐の漢詩の有名なフレーズ、「国敗れて山河あり」から書き始めることにした。 Nation defeated, still exist mountains and rivers - so says a famous Chine [...]

June 2018

アメリカの学生生活

学費は親から借り、就職後に少しずつ返済するという学生は多い。全寮制の大学なので、生活費は学費と一緒に全額前払いする。ただし、本や文具品、交際費などは自分で何とかしないといけないので、キャンパスにはアルバイトの機会が溢れている。決して待遇は良くないが、勉強と両立できるのが魅力だ。従って学生はよく勉強し、無駄なことには一切お金を使わない。悪く言えば貧乏で ケチ、よく言えば金銭感覚が成熟している。 美人 [...]

マサチューセッツ大学

高校時代のホストファミリー宅に数日滞在したあと、僕は東海岸までバスで行く予定にしていた。実は高校留学から帰ったあと、僕にはアメリカ人の彼女がいた。 同じ留学制度により日本で1年を過ごした彼女は既に本国に戻り、マサチューセッツ大学に通っていた。彼女の寮に数日間泊めてもらう予定だった。 オハイオからマサチューセッツまでの長いバス旅に疲れきった僕を、彼女は派手な印象のルームメイトと一緒に車で迎えに来てく [...]

October 2018

オーディション

フットボール選手と肩を並べるほど人気者だったのが、マークという男子学生だった。長身+ブロンド+ブルーの目という、アメリカ人の古典的理想を具現化したような彼は、演劇部のヒーローだった。優越感に凝り固まったような彼の言動は非常にクサかったが、クサいなどという微妙な感覚をアメリカの高校生が有しているはずはない。 学園祭が近づくと、演劇部主催のオーディションが開催される。脇役の演技者を、生徒の中から一般公 [...]

ホストブラザー

僕のホストブラザーは、こういったパーティーには無縁だった。学校でも「変人」の部類に属する彼は、少数のテッキーたちとしか付き合わず、いわゆる「ハイテク・オタク」だった。 出っ張ったお腹を除けば、曇った牛乳ビンのような厚い眼鏡をかけた彼の風貌は、若い頃のビルゲイツそっくりだった。肥満とも言えるそのメタボリックな体型は、ク ールエイドと巨大なハンバーガー中心の食生活のせい [...]

パーティーの会話

アメリカ社会では、授業でも、会議でも、黙っていることは無能の証拠とみなされる。パーティーでも声をかけるのが当たり前、黙って立っているだけでは、一晩中何も起こらない。 パーティーでの会話ほど単純なものはない。だいたい3つぐらいフレーズを知っていれば事足りる: (1) Hey man, what’s up, man…. (2) Not much, man… / Do you like this stu [...]

高校生のパーティー

毎晩、誰かの家でパーティーが行われていた。 留学生には運転が許されていないので、僕は車で迎えに来てくれる悪友に誘われるまま、多くのパーティーに参加した。高校生たちが大勢集まってビールを飲みながらひたすらお喋りをする会で、週末の上品な家族ぐるみのホームパーティーとは、全く雰囲気が異なる。 親が旅行中などで留守にしている間を見計らって開催されるケースが多く、どこかでやっていると聞きつける [...]

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