最短最速の構文トレーニングに・・・ 中学1年生の超基本英語
最低限覚えなければならない英語構文の基礎を、コンパクトに凝縮しました。
中学に入った時から発音で優越感を感じていた僕は、その魅力的な言葉の構造を学ぶ文法の科目が楽しくなりました。その甲斐あってか、中学2年の時には英検2級に合格。高校ではAFSの留学試験も第一次・第二次の英語試験を順調に突破し、適応力を評価する最終試験にも運良くパスしました。文法の知識は、試験に絶大な威力を発揮します。まずは中学1年レベルの基礎を固めることです。
高校で更なる高みに僕を引き上げてくれたのが、山崎貞氏の名著「新自修英文典」です。516ページのこの本を、3年かけて3回読み通すのが僕の高校の流儀でした。効果は絶大で、理解できない構文は皆無となりました。アメリカの大学でも英語のクラスで常にトップ、「外国人とは思えない異例な文才がある」と教授の賞賛を浴びたのです。基礎をマスターしたら、是非チャレンジしてみてください。
幼少時を英語環境で過ごした場合を除いて、英語は「理論学習」で習得します。言葉の構造を理論的に理解することによって、簡単に応用できるようにするのです。英語が苦手な人は、さまざまな表現を感覚的にしか認知していないため応用できません。つまり話すことができないのです。どれだけ多くの表現を読み聞きしても、片っ端から忘れていってしまいます。
あちこちの参考書に手を出すのは愚の骨頂で、貴重な時間を無駄にするだけです。覚えるべきことはごく僅かです。ほんの少しのシンプルな構文と動詞の活用規則さえマスターすれば、大半の英文構造を完璧に理解できるようになります。そして初めて、使えるようになるのです。適切な教材を選び、身体の一部になるくらいまで徹底的に消化し尽くすことです。
文法の基礎は、誰もが中学でひととおり学習してきています。ただ、忘れてしまっているだけなのです。大切なのは繰り返しで、頭で理解しただけでは使えるようにはなりません。暗記するくらいトレーニングを積みましょう。二度目・三度目と回を重ねるたびにラクになります。12日間あれば十分なので、タラタラ文句を言う前に、さっさと覚えてしまいましょう。
基礎文法を身につければ、自分のレベルに合った英文ならば意味が掴めるようになります。気になる単語だけ辞書を引く癖をつけ、英語を読み話す過程で単語力をつけていきましょう。単語は暗記するものではありません。英語を日常的に使うことで、文脈の中で覚えていくものです。そうすることによってのみ、言葉の意味を正しく捉えることができるのです。
スマート英語メソッドの開発者、高松先生が懇切丁寧に解説してくれます。
高松先生は、確固たる信念のもと、2万人以上の生徒に本場の英語を指南してきました。その体験談の一部をご紹介しましょう:
従来の英語学習書というのは英文法に忠実なのはいいけれど、実際にアメリカ人がそうしゃべっているのか?という食い違いを感じていました。ところが、今回またアメリカに出張に行って感じたのは、私が今回覚えた英語はアメリカ人がアメリカで実際に使っている表現ばかりだ、ということです。これはお奨めです!
私はプロの翻訳家として仕事をしていますが、高松先生が執筆された英語学習書を購入し、「まさにこれだ!」と感動を覚えました。私はプロの翻訳家ですので、多少他人に英語を教えたこともありました。その時に私が言いたかったことは、このテキストの第1章に全て書かれてあります。みなさんも高松先生の指示通りににやりさえすれば、必ず英語をマスターできると思います。
私は韓国人で日本人に韓国語を教えています。個人的に英語を勉強したくて、今回この高松先生の英語学習書を購入しました。テキストの第1章に書かれてあることは大変興味深く、言われてみればおっしゃるとおりだと思いました。今では、私が韓国語を教えるときにも、同じメソッドを使っています。