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アウトプット練習にシャドウィングを活用する

大切なのはやってみること。読んだら試す、聴いたら真似する、その繰り返しが学ぶということです。

面目な日本人は勉強し過ぎ。英語もインプットばかりが多すぎて、話せません。雑誌の記事を読むだけでゴルフが上手くなった人が周りにいますか? 楽譜を見ているだけでピアノが弾けるようになった人を知っていますか? 子供や外人は怖がらずにその場でどんどんトライします。優れたコーチの手本を真似しながら、自分の手足・手指を何度も繰り返し動かすことで、次第に上達していくのです。

型的なインプット過多に「聞き流し」方式があります。ぼ〜っと聞き流している英語の音声は単なる雑音に過ぎません。脳は雑音を排除しようとするので、聴き取りの練習にもならないでしょう。意味を十分理解し、自分の口と舌で、喉の奥から、単語をはっきり意識しながら発声しない限り、使えるようにはならないのです。好きな映画を観ながらのシャドウィングなら、楽しく効果的に継続できます。

英語に苦労している方々のほとんどは、インプット過多に陥っています。情報量が多すぎて頭の中は満杯状態なのに、さらに詰め込もうと無駄に努力しているのです。そればかりか、せっかく記憶しても使う機会がないので、片っ端から忘れていってしまいます。無駄な情報はゴミと同じです。身体で覚えて使えるようにしておかなければ、全く役に立ちません。

いくら本を読んでもバイオリンを弾けるようにはなりません。音をイメージしたら指が勝手に動くように、状況を見たらピッタリの言葉が口をついて出るようでなければ現場の会話にはついていけません。それにはひたすら状況をイメージで捉えアウトプットを繰り返すことです。ネイティブ俳優たちの美しく正しい発音に聴き入り、できるだけ忠実に真似ましょう。

海外ドラマにハマった経験をお持ちの方も多いでしょう。大好きなシリーズを、もう一度最初から、今度は英語字幕オンで観るのです。いちど観たなら展開は覚えているでしょうから、今度はセリフの言い回しや内容に注意を払いましょう。気に入ったシーンがあったら、そのセリフと声色とリズムを、身振りも交えて忠実に真似れば、新たな楽しみが広がります。

声色を真似るには、喉の奥から声を出したり、口蓋や舌の使い方などもトレーニングする必要があります。発音教材を復習しながら併用すれば、英語の発声に適した口の使い方ができるようになっていくはずです。抑揚やリズムも大切で、俳優の英語を真似ているうちに、フラットに口先だけで日本語みたいに発音していた自分の癖や過ちに気付くでしょう。

シリーズドラマ The Newsroom: 学生との質疑応答シーン

YouTube は英語字幕を自動生成してくれます。右下の歯車アイコンから、subtitles を選択してください。

映画やドラマの中でも、スピーチのシーンは最高の教材になります。熟練ライターによって綿密に練り上げられたレトリックとリズムは、まさに芸術です。

オンライン・スピーチバンクAmerican Rhetoric に集大成されています。
気に入ったものを見つけ、その内容とリズムを吟味しながら、是非シャドウィングしてみてください。

1987年の映画「ウォール街」における株主総会のシーン。毒舌の効いたスピーチで聴衆を唸らせるマイケル・ダグラスが、実にカッコいいです。この締めくくり部分は圧巻!

The point is, ladies and gentleman, that greed — for lack of a better word — is good.  Greed is right.  Greed works.  Greed clarifies, cuts through, and captures the essence of the evolutionary spirit.
Greed, in all of its forms — greed for life, for money, for love, knowledge — has marked the upward surge of mankind.  And greed — you mark my words — will not only save Teldar Paper, but that other malfunctioning corporation called the USA.

出典: American Rhetoric: Movie Speech “Wall Street” (1987)

Gordon Gekko, Wall Street

1996年のSF映画「インデペンデンス・デイ」で、大統領ホイットモアが出撃前に兵士たちを鼓舞するスピーチ。特に最後のくだりは、リズミカルに韻を踏んだ表現が見事です!

We’re fighting for our right to live, to exist.  And should we win the day, the 4th of July will no longer be known as an American holiday, but as the day when the world declared in one voice:
“We will not go quietly into the night! We will not vanish without a fight! We’re going to live on! We’re going to survive!”
Today, we celebrate our Independence Day!

出典: American Rhetoric: Movie Speech “Independence Day” (1996)

President Thomas J. Whitmore, Independence Day

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