現代は「コンテンツの天国」・・・ そう言い切っても過言ではないでしょう。
昔は図書館に行かないと、探している本は見つかりませんでした。
今なら、アマゾンで検索すればたいていの本は見つかり、Google 検索すれば必要な情報をかき集めることが簡単にできます。
写真検索サイトも数え切れないくらいあり、ちょっと探せば自分のイメージにぴったりの画像が手に入ります。
動画の視聴方法も、その進歩には目を見張るものがあります。
昔は映画のみだったのが、1960年代には家庭にテレビが普及し、1980年代になるとビデオによって好きな時間に鑑賞できるようになりました。
媒体は VHS から DVD、そして Blu-ray へと進化し、レンタルビデオショップや通販で、観たい作品を簡単に入手できます。
YouTube の画質も格段に向上し、既得権者が独占していたテレビの存在価値を脅かしています。
ここ数年、日本でもやっとストリーミング動画サービス(VOD: Video On Demand)が普及し始め、コンテンツは媒体の制約からも開放されつつあります。
海外動画が多いサービスとしては、以下がよく知られています:
- アマゾン・プライムビデオ
- Hulu
- Netflix
家にいながらにして、世界中の好きなコンテンツを、気が向いた時にいつでも再生できるのです。
英語の習得において、これほどにまで恵まれた環境は、未だかつてありませんでした。
ただ、あまりに選択肢が多すぎて、何をどう活用していいのか戸惑っている方も多いのではないでしょうか。
2019年現在の日本では、まだレンタルDVDがベストな選択でしょう。理由はいくつかあります。
まずはコンテンツの豊富さ。コンテンツが多いだけでなく、あらゆるジャンルをカバーしていないと、自分好みの作品に出会えません。
次に字幕の自由度です。日本語と英語の両方の字幕が利用でき、簡単に切り替えられる必要があります。
ストリーミング・サービス(VOD)は、まだこうした要件を満たしていません。
例えばアマゾン・プライムビデオは、英語字幕版と日本語字幕版が別々に売られています。両方のコンテンツを購入して切り替えることも出来ますが、操作が複雑です。
なのでレンタルDVDが、まだまだ使い易いのです。物理的な媒体なので、すぐに店頭から消え去る心配もありません。
DVDのレンタルショップは、東京でしたら TSUTAYA さんが便利ですね。TSUTAYAオンラインや、TSUTAYA DISCAS などというサービスもありますので、全国から利用可能です。
さて、DVDを借りて来たら再生するわけですが、最初に観るときは大画面TVでも構いません。
でも何度も再生し、繰り返し同じシーンを観たり、字幕を頻繁に切り替えたり、再生スピードを変えたりするには、パソコン上の再生ソフトを使うのがオススメです。
ビデオ再生ソフトは非常にたくさんあるので、どれを使っていいか迷う方も多いでしょう。
こちらが参考になります → https://www.aiseesoft.jp/play-media/dvd-player-soft.html
私のイチオシは、トップに紹介されている無料の「VLCメディアプレーヤー」です。
Mac 版、Windows 版、さらにはスマホやタブレットでも使えるアプリもありますので、ご自分の環境に合わせてインストールしてみてください。
再生には、是非ノートPCを活用してみてください。
TSUTAYAでレンタルしたらそのままスタバに行って、そこでコーヒーを飲みながら鑑賞するのが手軽ですね。
自宅だと雑音が多すぎます。映画館と同じで、公の場所で鑑賞した方が逆に没頭できるのです。日常の雑務から抜け出し、集中しましょう。
音のいいヘッドホンを使えば、映画館なみの臨場感を体験できます。
最初は普通に映画を鑑賞するように、とにかく楽しみましょう。ただし、音声は英語、字幕を日本語にして、流れを掴みます。
二回目以降に鑑賞する時は、英語字幕に切り替えましょう。
好きなシーンを切り出して、徹底的に味わい尽くすのです。
英語字幕を頼りに、セリフを完璧に理解しましょう。スローで再生すれば、シャドウィングも楽にできます。
VLCメディアプレイヤーには、こういった再生制御の機能が満載です。
特定のシーンを録画したり、字幕を切り替えたり、再生速度を調整したり、2点間をループ再生したり・・・
DVDを十分に堪能したら、原作の書籍にチャレンジしてみましょう。
ともすれば苦痛だった洋書の読解が、頭の中でDVDの映像が蘇り、興奮のワクワク体験に一変することでしょう!
書籍の原作はより深く描写されていることが多く、そこには映画の何倍もの感動が待っています。
DVDを観てから、原作の書籍で作品の真髄を味わう・・・ 是非お楽しみあれ!
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